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自分を守る

お肌の乾燥、痒み…
もしかしたら肌着のせいかもしれません。

肌着がトラブルの原因?!

肌着の役割について考えたことがありますか?「ボディラインをスッキリ見せるため」「からだを保護するため」といったイメージが浮かぶかもしれません。最近では「体の動きをサポートしてくれる」機能肌着も増えてきました。しかし、下着には本来の重要な役割があります。それは体の「保温」と「吸汗」、そして「肌を守る」こと。どれも健康に直結する決して疎かにできないものばかり。

とくに「吸汗」は重要で、私たちは「不感蒸泄」といって、安静時でも自分では感じることがないままに水分を蒸発し続けています。その量は1日約900mlといわれるほど。問題はこれだけの汗が気づかぬまま放置されてしまうことです。汗は時間とともに細菌が繁殖しやすく、皮膚の表面もふやけた状態になってきます。すると、ちょっとした摩擦で傷ついたり痒みや乾燥を引き起こし、自覚がないままに肌トラブルの原因をつくってしまうのです。

コットンやシルクが健康によい?

そこで最も肌着に適しているとされているのが昔からの定番素材コットンとシルク。吸汗性が抜群な上に肌にやさしく、体を冷やさない保温効果が冷え性の方にもうれしい素材です。とくにシルクのタンパク質はヒトの皮膚組織に近い成分で、肌着としては理想的。肌着は素材選びが大切な働きを左右するといってもよいほどです。一方化学繊維は通気性 が悪いだけでなく摩擦も起こりやすいため、肌にとってはストレスに。中には肌荒れや色素 沈着の原因となる素材もあるので、健康面からも要注意です。

「よいデザイン」と「よい縫製」

じつは肌着には、「素材」以外にも肌へのストレスを取り除くための「デザイン」や「縫製」の技術というのがあります。「よいデザイン」の肌着はどんな時でも心地よくフィットし、汗や汚れをきちんと吸い取って肌を清潔に保ってくれます。そして「よい縫製」は、縫い目や継ぎ目などが肌に直接触れないよう細部にわたって気配りがされているので刺激もなく安心。さらに肌着自体がサイズのズレを調整してくれたり、からだをピッタリ包み込んで締め付け感がないのも「よいデザインと縫製」がされていればこそ。肌着を重視してこなかった方 は、ぜひ一度見直してみませんか。窮屈さ、痛み、お肌の乾燥やストレス...。よい肌着を選んで着けてみて、初めてわかる快適な幸せがあるかもしれません。

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